Lark 比較2026-07-112 分で読めます

Lark Base と kintone、業務アプリを作るならどちらが安いか

kintoneは最低契約人数があり、少人数だと単価が重くなります。Lark Baseで同じ業務アプリを作った場合との差を、選び方の基準ごとに整理しました。

TM

中田 純平 — ツナイデ・ムスブ

熊本市 / AI 実装スタジオ

Lark 比較

Lark

vs kintone

結論を先に書きます。業務アプリを数個だけ作りたい少人数の会社なら、Lark Base のほうが費用は軽くなりやすいです。逆に、業務アプリを何十個も作り込み、プラグインや外部連携まで使い倒す前提なら、kintone のほうが合います。

kintoneのコストが重く感じられる場面

kintoneには最低契約人数の考え方があり、実際に使う人数が少なくても、その下限に合わせた費用が発生します。

つまり、5人しか使わない会社でも、下限人数ぶんの支払いが必要になることがあります。ここで「アプリ2つのためにこの金額か」と感じる会社は多いです。

何を比べるべきか

kintone は業務アプリの専用プラットフォームです。Lark Base は、Lark という業務基盤の中に含まれる機能のひとつです。この立ち位置の違いが、そのままコスト構造の違いになります。

比較軸 kintone Lark Base
位置づけ 業務アプリ専用のプラットフォーム Larkに含まれる機能のひとつ
チャット・会議 別ツールが必要 Larkに標準で含まれる
少人数での費用感 最低契約人数の影響を受ける 利用人数に応じて軽くしやすい
アプリの作り込み 得意。プラグインや拡張が豊富 標準機能の範囲では素直。作り込みは限度がある
表計算からの移行 CSVを取り込んでアプリ化 表計算に近い画面でそのまま扱える
日本語のサポート・情報量 国産で情報が多い 情報は増えているが、kintoneほどではない

金額は契約形態で変わるため、ここでは断定しません。「アプリの数」と「使う人数」を書き出してから、両方の見積もりを取るのが確実です。

kintone のほうがよいケース

  • 帳票の出力や、承認経路の細かい分岐を厳密に作り込みたい
  • プラグインで実現している機能があり、それが業務の中心になっている
  • 情シス担当がいて、アプリの設計と保守を継続的に回せる

kintone は「アプリを作り込む」ことに真正面から向き合った製品です。作り込む体力がある会社では、その投資が返ってきます。

Lark Base のほうがよいケース

  • 使いたいのは顧客リスト、案件管理、在庫表など、数個の業務アプリだけ
  • 同時にチャットや会議の契約も見直したい
  • 現場スタッフがスマホから入力する場面が多い

Lark Base は、チャットの隣にデータがある、という設計です。「入力してもらう」までの距離が短いのが強みです。

明日からできる一歩

いまExcelやスプレッドシートで管理している表を、1つだけ Lark Base に移してください。 顧客リストか案件管理あたりが向いています。

移したあと、スマホで開いて1件だけ入力してみてください。現場が入力してくれるかどうかは、ここでほぼ判断がつきます。

よくある質問

Q.kintoneをすでに使っています。乗り換える価値はありますか。

kintoneのアプリが社内に根づいていて、業務が回っているなら、そのままで問題ありません。検討する価値があるのは、アプリが数個しかないのにライセンス費だけ払っている場合と、チャットや会議を別ツールで契約している場合です。

Q.Lark Base はプログラミングの知識が必要ですか。

不要です。表計算に近い画面でフィールドを増やし、ビューを切り替えて使います。ただし複雑な帳票や、厳密な入力チェックが必要な業務は、kintoneやプラグインのほうが素直に作れることもあります。

Q.作った業務アプリを社外の人にも使ってもらえますか。

共有リンクやフォームを使えば、社外からの入力を受け取れます。権限の細かい設計は事前に決めておいたほうが安全です。

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