熊本のDX支援
熊本のDX支援|現場から始めるDXの進め方
熊本の中小企業から、DXの相談が増えています。人手を増やせないまま受注が伸び、紙と電話のやり方が限界に近づいているためです。ツナイデ・ムスブは熊本市を拠点に、現場の記録をデジタルへ移すところから支援します。このページでは、DXが途中で止まる理由と、現場から始める手順、費用と補助金の考え方を整理しました。自社に何が足りないかを見分ける材料としてお使いください。
中田 純平 — ツナイデ・ムスブ
熊本市 / AI 実装スタジオ
熊本の中小企業にとってのDX支援とは
DX支援と聞くと、大きなシステムを入れる話に思えます。中小企業の現場では違います。紙と口頭でやり取りしている情報を、あとから探せる形に変える取り組みが出発点です。
DX支援は、ツール導入の代行ではありません
ツールを入れるだけの支援では、現場は変わりません。誰がどの画面を毎日触るかが決まっていないためです。導入の前に、対象の業務と担当者を決める作業が要ります。
見積もりを取るときは、設計と定着支援が含まれているかを確認してください。ツールの初期設定だけで終わる契約では、3か月後に元のやり方へ戻ります。
DXが止まるのは、記録が紙のままだからです
途中で止まる会社には共通点があります。集計や分析から手をつけている点です。読み取る元の記録が紙のままでは、後工程だけを整えても動きません。
順番は次のとおりです。
- 紙と口頭の記録を、デジタルの1か所へ集める
- 集めた記録を、毎日使う人を決める
- たまったデータで、集計と改善に進む
熊本でDXが進んでいない現状
県内の中小企業のDX取組率は14.6%という調査結果があります。取り組んでいない会社のほうが、まだ多い状況です。
遅れている理由は、意欲の差ではありません。人手が足りず、日々の受注をさばくだけで手一杯という現場が多いためです。半導体関連で仕事は増える一方、記録の形は昔のまま残ります。
裏を返せば、先に整えた会社が取引先から選ばれやすくなります。納期や品質の記録をその場で出せるかどうかは、新規の取引で見られる部分です。詳しくは熊本県の中小企業DX取組率の記事に書いています。
DXを現場から始める手順は3つです
全社の計画を先に作る必要はありません。1業務を動かしてから、広げる順番のほうが現場に残ります。ツナイデ・ムスブでは次の3手順で進めます。
手順1|紙の記録を1つだけデジタルに移します
最初に、紙の記録を1つ選んでデジタルへ移します。選ぶ基準は、一番よく探している紙かどうかです。日報や点検表、発注メモがよく挙がります。項目は5〜7個に絞り、スマホで30秒で終わる形にします。
手順2|その記録を毎日使う人を決めます
次に、移した記録を毎日見る担当者を決めます。記録が続く条件は、入力する人と見る人がそろっていることです。誰も見ない記録は、2週間で入力が止まります。朝礼で画面を開く習慣まで作ると定着します。
手順3|効果を数えてから次の業務へ広げます
2週間から1か月ほど動かしたら、効果を数えます。探す時間や転記の時間が何分減ったかを比べる形で十分です。数字が出れば、社内で次の業務へ広げる話が通ります。感想だけでは、次の予算が付きません。
DX支援の費用と補助金の考え方
費用は、対象業務の数と現場の人数で変わります。同じ日報のデジタル化でも、1拠点と5拠点では手間が違うためです。
内訳は、おおむね3つに分かれます。
- ツールの利用料(毎月かかります)
- 設計と構築の費用(最初に一度かかります)
- 定着支援と改修の費用(運用しながらかかります)
費用には補助金を使える場合があります。ただし要件と補助率は年度ごとに変わるため、公募要領と各窓口でご確認ください。年間の流れは熊本のDX・IT補助金スケジュールの記事にまとめました。
ツナイデ・ムスブのDX支援でできること
支援の範囲は、業務の洗い出しから定着までです。熊本県内であれば現場へうかがい、実際の帳票を見ながら設計します。
- 初回30分の業務診断(無料)で、対象業務を一緒に決めます
- 現場の帳票を見ながら、入力の画面と項目を設計します
- 1業務で2週間試し、出てきた例外を直します
- 手順書を残し、社内で直せる状態にして引き継ぎます
手作業そのものを減らす話は熊本の業務自動化支援のページにまとめました。社員がAIを使えるようになる研修は熊本のAI研修のページをご覧ください。
DX支援に関するよくある質問
DXという言葉自体がよく分かっていません
紙や口頭でやり取りしている情報を、あとから探せる形に変える取り組みだと考えてください。難しい技術の話から入る必要はありません。日報を1枚デジタルにするところからでも始まります。
パソコンが1人1台ない現場でも進められますか
進められます。むしろスマホだけで完結する形に寄せたほうが定着します。現場が入力する画面は項目を絞り、30秒で終わる設計にします。
以前ツールを入れて失敗しました。何が違いますか
対象業務を1つに絞り、2週間試してから広げる進め方をとります。全社へ一度に入れると、現場の負担が同時に増えて元へ戻ります。効果を数えてから次へ進みます。
補助金を使ってDXを進められますか
条件が合えば使える場合があります。国のIT導入補助金や、熊本県と市町村の制度が関係します。要件は年度で変わるため、公募要領と各窓口でご確認ください。
どこまで支援してもらえますか
業務の洗い出しから、しくみの設計と構築、社内への定着まで対応します。手順書を残し、社内の担当者が自分で直せる状態まで見届けます。