Lark 比較2026-07-167 分で読めます

Larkの無料プランはどこまで使えるか正直に整理

Larkの無料プランで使える範囲と、有料化が必要になる条件を熊本の中小企業向けに正直に整理しました。人数上限・ストレージ・機能制限の確認手順もまとめます。

TM

中田 純平 — ツナイデ・ムスブ

熊本市 / AI 実装スタジオ

オフィスのデスクに置かれたノートパソコン

先に結論を言います

Larkの無料プランは、従業員10〜50名規模の中小企業が「チャット・ビデオ会議・カレンダー・文書・業務アプリ」をひととおり試すには十分な内容です。ただし人数上限・ストレージ容量・履歴の保存範囲・管理機能には制限があり、社員数が増えたり、データが積み上がったり、細かい権限管理が必要になった段階で有料化を検討することになります。まず無料で始めて、詰まったところで有料に切り替える、という順番で問題ありません。

なお、この記事では無料プランの「考え方」と「有料化の判断基準」を整理します。人数上限やストレージの具体的な数値は、公式サイトで随時更新されるため、後述の出典リンクから最新をご確認ください。私の記憶や推測で数字を書くことはしません。

Larkの無料プランで、そもそも何ができるのか

無料プランでも、Larkの主要機能はほぼ一通り触れます。「まず全部入りで試せる」のがLarkの特徴です。

無料プランで使える主な機能は次のとおりです。

  • チャット(1対1・グループ、既読の確認)
  • ビデオ会議(Web会議)
  • カレンダー(予定共有)
  • ドキュメント・スプレッドシート(共同編集)
  • Lark Base(業務アプリを自作できる仕組み。Excelの一覧表をアプリ化するイメージ)
  • 承認・勤怠などの業務ワークフロー

つまり「チャットだけ無料、業務アプリは有料」といった機能の切り売りではなく、機能そのものは無料でも触れる設計です。制限がかかるのは主に「量」と「規模」の部分です。

熊本の現場では、LINEで班のやり取りをしている会社が多いはずです。まずは1つの部署だけをLarkの無料プランに載せて、既読管理と写真共有の使い勝手を試す、という入り方が現実的です。現場スタッフの使い勝手の比較はLarkとLINE WORKS比較にまとめています。

無料プランで制限がかかるのはどこか

制限がかかるのは、機能の「有無」ではなく、次の4つの「量・規模」です。

制限の種類 無料プランで起きること 数値の確認先
利用人数 一定人数を超えると招待できない 公式サイト参照
ストレージ 全社で使える保存容量に上限がある 公式サイト参照
チャット・ファイルの履歴 古い履歴やファイルの保存範囲に制限がある場合がある 公式サイト参照
ビデオ会議 参加人数や1回あたりの時間に上限がある場合がある 公式サイト参照
管理・セキュリティ機能 詳細な権限設定や監査機能が限定される 公式サイト参照

この表の具体的な数値は、公式サイトで更新されるため本記事では断定しません。導入前に必ず公式料金ページでご自身の人数・容量に合うか確認してください。

重要なのは「うちの会社は、どの制限に最初にぶつかるか」を先に見当をつけることです。次の章で判断基準を整理します。

有料化が必要になるのは、どんなときか

有料化を検討すべきタイミングは、次の3つのどれかに当てはまったときです。

  1. 社員数が無料プランの上限に近づいたとき
    • パート・アルバイトも含めて全員をLarkに載せる方針なら、早めに上限を確認しておく必要があります。
  2. 保存データが増えて、ストレージの上限が見えてきたとき
    • 図面・写真・動画を大量に扱う建設業や製造業は、ここに最も早くぶつかります。TSMC関連で図面のやり取りが増えている会社は特に注意が必要です。
  3. 管理・セキュリティを締めたくなったとき
    • 退職者のアカウント管理、部署ごとの閲覧制限、監査ログなど、会社として統制を効かせたい段階になると有料の管理機能が必要になります。

逆に言えば、この3つに当てはまらないうちは無料プランのままで問題ありません。「とりあえず全社員分の有料契約」から入る必要はありません。

無料プランと有料プランの違いをどう見るか

無料と有料の違いは、次の軸で整理すると判断しやすくなります。

比較軸 無料プラン 有料プラン
料金 0円 公式サイト参照
利用可能人数 上限あり(公式サイト参照) 拡張可能
ストレージ 上限あり(公式サイト参照) 拡張される
チャット・既読管理 利用可 利用可
ビデオ会議 利用可(上限あり) 上限が緩和
カレンダー 利用可 利用可
タスク管理 利用可 利用可
文書作成 利用可 利用可
業務アプリ(Lark Base) 利用可 利用可(上限緩和)
AI機能 提供状況は公式サイト参照 提供状況は公式サイト参照
外部連携 利用可 利用可
管理・権限設定 基本のみ 詳細設定が可能
セキュリティ・監査 限定的 強化される
サポート 限定的 手厚くなる
向いている企業 まず試したい/小規模 全社運用/統制が必要

数値部分を「公式サイト参照」としているのは、更新頻度が高く、私が記憶で書くと古い情報になるためです。人数とストレージの2つだけは、契約前に必ず最新値を確認してください。

無料プランのデメリット

無料プランの一番のデメリットは、「気づかないうちに上限に近づく」ことです。

特にストレージは、日々の写真・動画・添付ファイルで少しずつ埋まっていきます。ある日「保存できません」と出て初めて上限に気づく、という事態が起こりがちです。無料で始めるなら、管理担当が月に一度は使用量を確認する運用にしておくと安心です。

もう一つは、管理・セキュリティ機能が限定される点です。全社で本格運用するなら、退職者アカウントの整理や部署ごとの権限設定は避けて通れません。ここは無料のままだと手が届きにくい部分です。

有料プランのデメリット

有料プランのデメリットは、人数分の月額費用が固定で発生することです。

実際には使っていない社員のアカウントにも料金がかかるため、「とりあえず全員有料」で始めると無駄が出ます。まず誰が本当に日常的に使うのかを見極めてから人数を決めるべきです。他ツールとのコスト差の考え方はLarkとSlack、コストで比べると何が違うのかも参考になります。

また、有料化しても現場が使いこなせなければ費用対効果は出ません。ツールの料金だけでなく「何時間業務が短くなるか」で見る視点が大事です。この考え方は月いくらではなく何時間短くなるかで値段を決めるにまとめています。

どちらを選ぶか——チェックリスト

無料プランのままで良い会社の条件は、次のとおりです。

  • 使う社員が無料プランの人数上限に収まっている
  • 扱うファイルが文書中心で、写真・動画・図面が少ない
  • まずは1〜2部署で試したい段階にある
  • 細かい権限管理や監査ログを、今すぐ必要としていない

有料化を検討すべき会社の条件は、次のとおりです。

  • パート含め全社員をLarkに載せる方針である
  • 建設・製造で図面や現場写真を大量に保存する
  • 退職者管理や部署ごとの閲覧制限を効かせたい
  • 会社としてセキュリティの統制を求められている

両方に当てはまる項目が混ざる場合は、「まず無料で1部署、上限が見えたら有料に切り替え」という段階移行が最もリスクが小さい進め方です。

出典

料金・機能は確認日時点の公式サイトの情報です。最新は各公式サイトでご確認ください。なお本記事執筆時点で、公式ページの料金表は動的に表示される仕様のため、具体的な人数上限・ストレージ数値は取得できませんでした。数値は必ず公式サイトでご確認ください。

明日からできる一歩

今日中に、公式料金ページを開いて「無料プランの人数上限」と「ストレージ容量」の2つだけメモしてください。その2つを自社の社員数と扱うファイル量に当てはめれば、無料のままで足りるか、いつ有料化が必要になるかの見当がつきます。

よくある質問

Q.Larkの無料プランに人数制限はありますか

はい、無料プランには利用できる人数の上限があります。具体的な人数は公式サイトで更新されるため、契約前に公式料金ページで最新の値をご確認ください。全社員を載せる前に上限を確認しておくと安心です。

Q.Larkの無料プランでもLark Base(業務アプリ)は使えますか

使えます。無料プランでもLark Baseで業務アプリを自作できます。ただし作成できる数や保存容量には制限がある場合があるため、本格運用する前に公式サイトで上限を確認してください。

Q.無料プランのストレージがいっぱいになったらどうなりますか

新しいファイルの保存ができなくなります。特に写真・動画・図面を多く扱う建設業や製造業は早く上限に達しやすいため、管理担当が定期的に使用量を確認する運用をおすすめします。

Q.無料プランから有料プランへの移行は難しいですか

データを保ったまま切り替えられるのが一般的です。まず無料で1部署を試し、人数やストレージの上限が見えてきた段階で有料に移行する進め方が、無駄が少なく現実的です。

Q.無料プランと有料プランで、セキュリティ機能に違いはありますか

あります。詳細な権限設定や監査ログなどの管理・セキュリティ機能は有料プランで強化されます。会社として統制を効かせたい場合は有料化の検討が必要です。

Q.まず無料プランで試すべきか、最初から有料にすべきか

多くの中小企業はまず無料プランで試すのが向いています。使う社員が人数上限に収まり、扱うファイルが文書中心なら無料で十分です。全社運用やセキュリティ統制が必要になった段階で有料化を検討してください。

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