Lark 比較2026-07-19 公開6 分で読めます

チャット・会議・文書・タスクを別々に契約 vs Lark一本化、コスト比較

チャット・ビデオ会議・ドキュメント・タスク管理を別々のSaaSで契約した場合の合計コストと、Lark一本化した場合の費用を試算する方法を、熊本の中小企業向けに整理しました。

TM

中田 純平 — ツナイデ・ムスブ

熊本市 / AI 実装スタジオ

ノートパソコンでグラフを分析している様子

先に結論を言います

チャット・ビデオ会議・ドキュメント・タスク管理を別々のSaaS(クラウドで使うソフト)で契約すると、月額単価の合計だけでなく「契約管理・アカウント管理・データの行き来」という見えない手間が積み上がります。ツールを1つに統合できるLarkのような選択肢なら、この重複コストを減らせる可能性があります。ただし正確な金額は各サービスの契約単価とプランで変わるため、この記事の「計算式」に自社の数字を入れて比べるのが確実です。

なお、この記事はLark公式の料金数値を取得できなかったため、具体的な月額は載せていません。金額は必ず各社の公式サイトで最新を確認してください。

なぜ「合計コスト」で考える必要があるのか

1つずつの単価が安く見えても、4種類を別々に契約すると合計は思ったより膨らむからです。

熊本の従業員10〜50名の会社では、こんな組み合わせをよく見ます。

  • チャット:Slack や Chatwork、あるいは現場はLINEのまま
  • ビデオ会議:Zoom や Google Meet
  • ドキュメント:Google Workspace や Notion、Officeファイルをメール添付
  • タスク管理:Asana、Trello、あるいはExcelの一覧表

これらは1つずつなら「1人あたり数百円〜千円台」に見えます。ですが人数分×4種類を掛けると、月々の合計は無視できない額になります。しかも金額以外に、次のような手間が発生します。

  • 契約管理:請求書・更新日・支払い方法が4本バラバラになる
  • アカウント管理:入社・退職のたびに4つのツールで登録と削除をする
  • データの行き来:会議の議事録をドキュメントに貼り、決まったことをタスクに転記する

この「転記」と「アカウント管理」の時間は、金額に出てこないコストです。値段を時間で考える発想は、「月いくら」ではなく「何時間短くなるか」で値段を決めるとき、何が起こるかでも整理しています。

4種類を別々に契約した場合と、一本化した場合の比較軸

比べるべき項目は「単価の合計」だけではありません。下の表の軸で並べると、どこにコストが隠れているかが見えます。

比較軸 個別SaaSを4種類契約 Larkに一本化
料金 各サービスの単価×人数を合算(公式サイト参照) 1本の料金体系(公式サイト参照)
無料プラン サービスごとに条件が異なる 無料プランあり(条件は公式サイト参照)
利用可能人数 各サービスで別々にカウント 1契約でまとめて管理
ストレージ 各サービスに分散(公式サイト参照) 1つに集約(容量は公式サイト参照)
チャット・既読管理 チャット系ツールに依存 標準搭載
ビデオ会議 会議ツールを別契約 標準搭載
カレンダー 各ツールで分散しがち 標準搭載
タスク管理 タスク専用ツールを別契約 標準搭載
文書作成 Office/Google/Notion等 標準搭載
業務アプリ 別途kintone等が必要 Base(表計算型アプリ)を標準搭載
外部連携 ツール間の連携設定が必要 アプリ内で完結
AI機能 サービスごとに別料金の場合あり 搭載状況は公式サイト参照
アカウント管理 4本を別々に登録・削除 1つの管理画面
請求・契約 請求書・更新日が4本 1本に集約
向いている企業 各分野で最高機能を求める会社 まとめて簡素にしたい会社

数値は各社の契約時点のプランで変わります。表の「公式サイト参照」の欄は、必ず最新を確認してください。

自社の合計コストを出す計算式

次の式に自社の数字を入れれば、個別契約とLark一本化のどちらが安いか比べられます。

個別契約の月額合計

  • (チャット単価 × 人数)
  • +(会議ツール単価 × 人数)
  • +(ドキュメント単価 × 人数)
  • +(タスク管理単価 × 人数)
  • = 月額合計

Lark一本化の月額

  • (Larkの単価 × 人数)
  • = 月額

ここに、金額に出ない手間を時間換算で足します。

  • アカウント管理:入退社1件あたり登録・削除にかかる分数 × 年間の入退社件数
  • 転記作業:議事録→タスク、チャット→ドキュメントの転記にかかる週の時間 × 時給

この2つを足して比べると、単価表だけでは見えなかった差が出ます。人手不足が続く熊本では、この「転記とアカウント管理の時間」を削れるかどうかが、金額差以上に効くことが多いです。

個別SaaSを4種類契約するデメリット

最大のデメリットは、ツールをまたいだ作業と管理が増えることです。

  • 会議で決めたことを、別のドキュメントとタスクに手で移す作業が残る
  • どこに何を書いたか分からなくなり、検索が4つのツールに分かれる
  • 入退社のたびに4つのアカウントを作り、消す
  • 更新日や値上げのタイミングがバラバラで、コスト管理がしにくい

ただし、各分野で最高レベルの機能が必要な会社にとっては、個別契約が正解です。動画編集や高度なプロジェクト管理など、専用ツールでしかできない業務があるなら無理に統合すべきではありません。

Larkに一本化するデメリット

最大のデメリットは、1つのサービスに業務を集中させる依存リスクです。

  • 障害が起きたとき、チャットも会議も文書も同時に止まる可能性がある
  • 既存の専用ツールほど深い機能は分野によって物足りないことがある
  • 社員が使い慣れたツール(LINEなど)からの移行に、慣れる時間がかかる

現場スタッフの使い勝手が気になる場合は、LarkとLINE WORKS比較 現場スタッフの使いやすさ・既読管理・料金の違いも合わせて読むと判断しやすいです。

どちらを選ぶか——チェックリスト

個別SaaSを4種類契約するほうが向く会社

  • 各分野で専用ツールにしかない機能を使っている
  • 部署ごとに使うツールがすでに定着していて動かしにくい
  • 特定ツールでの取引先とのやり取りが必須
  • ツール間の連携を情シスが設定・運用できる体制がある

Larkに一本化するほうが向く会社

  • チャット・会議・文書・タスクが別々で、転記の手間に困っている
  • 契約と請求を1本にまとめて管理を軽くしたい
  • 入退社のアカウント管理を減らしたい
  • まずは無料プランで試してから判断したい

無料でどこまで試せるかは、Larkの無料プランはどこまで使えるか正直に整理にまとめています。導入前の試算は、この無料プランで実際の使い勝手を確かめてから行うと失敗が少ないです。

出典

料金・機能は確認日時点の公式サイトの情報です。今回、料金表の数値は動的に描画されており取得できなかったため、具体的な金額は本文に記載していません。最新は各公式サイトでご確認ください。

明日からできる一歩

今使っているチャット・会議・文書・タスクの4つのツール名と、それぞれの月額・人数を1枚の紙に書き出してみてください。合計金額が見えるだけで、一本化を検討すべきかどうかの入口が分かります。

よくある質問

Q.チャット・会議・文書・タスクを別々に契約すると、合計でいくらになりますか。

金額は各サービスの単価とプラン、利用人数で変わります。各ツールの単価×人数を4種類分足した金額に、アカウント管理や転記にかかる時間を加えて試算してください。正確な単価は各社の公式サイトで最新を確認してください。

Q.Larkに一本化すると本当にコストは下がりますか。

単価の合計だけでなく、契約管理とアカウント管理、ツール間の転記の手間が減るため、総コストは下がる可能性があります。ただし各分野で専用ツールの高度な機能が必要な会社は、一本化が最適とは限りません。

Q.Larkの料金はいくらですか。

この記事では公式ページの料金数値を取得できなかったため、具体的な金額は記載していません。無料プランと有料プランがあり、正確な金額はLark公式サイトで最新を確認してください。

Q.現場がLINEで連絡している会社でも一本化できますか。

できますが、現場スタッフが慣れたLINEから移行するには時間がかかります。既読管理や現場の使い勝手を重視する場合は、LINE WORKSとの比較記事も合わせて検討してください。

Q.ツールをまとめると障害時に全部止まるのが心配です。

1つのサービスに集約する以上、障害時に複数機能が同時に止まるリスクはあります。重要な連絡手段の代替(電話や別チャネル)を1つ残しておくと、依存リスクを抑えられます。

Q.まず何から試せばよいですか。

現在契約している4種類のツール名・月額・人数を書き出して合計を出すのが最初の一歩です。そのうえで無料プランで使い勝手を確かめてから、一本化するか判断すると失敗が少ないです。

この記事を書いた人

TM

中田 純平

ツナイデ・ムスブ 代表 / 熊本市

熊本を拠点に、Lark と生成 AI を使った中小企業の業務効率化を支援。 ツールの紹介だけで終わらせず、導入から現場への定着までを対面で伴走している。 この記事の料金・機能は、公開時点の各公式サイトの情報をもとにしています。

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