Lark 比較2026-08-08 公開7 分で読めます

店舗・サロンでLarkを使う。シフト・売上報告・連絡を一本化する方法

店舗やサロンのシフト、売上報告、スタッフ間連絡をLarkでまとめる方法を、LINEや専用アプリとの比較表つきで整理しました。熊本の小規模店舗が判断できる材料をまとめます。

TM

中田 純平 — ツナイデ・ムスブ

熊本市 / AI 実装スタジオ

ノートパソコンでグラフを分析している様子

先に結論を言います

店舗やサロンで、シフト・売上報告・スタッフ連絡がバラバラなら、Larkで一本化する価値があります。無料プランで小さく始められ、チャット・シフト共有・売上入力・カレンダーを1つのアプリに集められるからです。ただし「連絡だけ回ればいい」「スタッフが3〜4人で全員LINEに慣れている」なら、無理に移す必要はありません。まずは自分の店の困りごとがどこにあるかを見てから選んでください。

店舗・サロンでよくある「バラバラ問題」

多くの店で、情報が3つ以上の場所に散らばっています。

  • シフト:紙の表、またはExcelを印刷してバックヤードに貼る
  • 売上報告:閉店後にオーナーへLINEで数字を送る
  • スタッフ連絡:個人LINEのグループ、既読が付いたか分からない
  • 予約や在庫のメモ:ノートやホワイトボード

この状態だと、シフトの差し替えが伝わらない、売上の数字が後から探せない、辞めたスタッフのLINEに履歴が残る、といった問題が起きます。熊本のサロンや飲食店では、個人LINEでの連絡が今も主流です。悪くはないのですが、店の情報と個人の連絡が混ざるのが弱点です。

Lark・LINE・専用アプリを比べる

店舗・サロンの現場で候補になる3つを、機能軸で並べます。料金はLarkのみ公式で円建てが確認できた値を載せ、ほかは各社の公式サイトを確認してください。

比較軸 Lark LINE(無料) 専用シフト・売上管理アプリ
料金 有料プラン ¥1,420/1ユーザー/月、無料プランあり 個人利用は無料 公式サイト参照
無料プラン あり(制限は公式サイト参照) あり 公式サイト参照
利用可能人数 公式サイト参照 実質無制限 公式サイト参照
ストレージ 公式サイト参照 端末依存 公式サイト参照
チャット・既読管理 あり(誰が読んだか確認可) あり(既読の個別確認は不可) チャットは無いことが多い
シフト作成・共有 カレンダー+Baseで作成可 手動で画像や文字を送る 専用機能あり(得意分野)
売上報告 Baseやフォームで入力・集計 数字を手打ちで送る 専用機能あり
外部連携 あり 限定的 公式サイト参照
ビデオ会議 あり あり(グループ通話) 無いことが多い
カレンダー あり(共有カレンダー) 無い 一部あり
タスク管理 あり 無い 公式サイト参照
文書作成 あり(共同編集) 無い 無い
業務アプリ(Base) あり(ノーコードで作成) 無い 決まった機能のみ
AI機能 あり(要約・翻訳など) 一部あり 公式サイト参照
向いている店 情報を1つにまとめたい店 連絡だけで足りる小規模店 シフト管理だけを厚くしたい店

Larkの有料プランは1ユーザーあたり月¥1,420です。無料プランもありますが、人数やストレージなどの制限は公式サイトで最新をご確認ください。

Larkのデメリット

Larkの弱点は、機能が多い分、最初に「何をどこで管理するか」を決めないと迷う点です。チャットもカレンダーもBaseもあるので、設計せずに配ると「結局どこ見ればいいの」とスタッフが混乱します。パートやアルバイトが多い店では、アカウント招待と初期説明に一手間かかります。最初はチャットとシフト共有の2つだけに絞って始めるのが現実的です。

LINEのデメリット

LINEの弱点は、店の情報と個人の連絡が混ざり、履歴を後から探しにくい点です。グループの既読は「何人が読んだか」の数字しか出ず、誰が読んでいないか個別に分かりません。売上やシフトを流すと、他のメッセージに埋もれて流れます。スタッフが辞めたとき、そのグループのやり取りや共有した画像が個人端末に残るのも管理上のリスクです。詳しくは熊本の現場でLINEをやめてLarkに移すで整理しています。

専用シフト・売上管理アプリのデメリット

専用アプリの弱点は、その機能に特化している分、連絡や文書共有は別のツールが必要になる点です。シフトは組めても、スタッフ同士の連絡や店のマニュアル共有まではカバーしないものが多いです。結果として「シフトはアプリ、連絡はLINE、売上は別」と分かれ、管理する場所がまた増えます。料金体系は店舗数やスタッフ数で変わるので、公式サイトで確認してください。

Larkで店の情報を一本化する具体的な流れ

Larkに移すなら、次の順番が無理がありません。

  1. チャットを作る:店舗ごと、または全体連絡用のグループを1つ作る
  2. 共有カレンダーでシフトを見せる:予定として各自の勤務を入れ、全員が同じ画面で見る
  3. 売上報告をフォーム化する:Base(ノーコードの業務アプリ)で「日付・売上・客数・特記事項」の入力画面を作る
  4. マニュアルを文書にする:接客手順や清掃チェックをLarkドキュメントに置く
  5. タスクで抜けを防ぐ:発注や締め作業をタスクにして担当を決める

シフトや打刻をどこまでLarkで回せるかはLarkの勤怠管理は打刻・シフト・休暇申請を専用ツールなしで回せるかにまとめています。あわせて読むと判断しやすくなります。

どちらを選ぶか——チェックリスト

Larkが向いている店

  • シフト・売上・連絡を1つの場所にまとめたい
  • 店の情報と個人LINEを分けたい
  • 売上を後から集計・比較したい
  • 複数店舗や10人以上のスタッフがいる

LINEのままで十分な店

  • スタッフが3〜4人で全員が顔見知り
  • 連絡が回れば売上集計は別で足りている
  • 新しいアプリを覚える余裕が今はない
  • シフトが固定でほとんど変わらない

専用アプリが向いている店

  • シフト管理そのものが複雑で大規模
  • 給与計算との連携を最優先したい
  • 連絡や文書共有は別で回っている
  • シフト機能だけに費用を集中したい

規模別の目安——5人・20人・50人の店なら

店の人数で最適解は変わります。以下は一般的な判断の目安です。

5人の店(小さなサロン・個人飲食店) まずは無料プランで試す価値があります。チャットとカレンダーだけでも、個人LINEと店の連絡を分けられます。人数が少ないので有料化の判断は急ぎません。

20人の店(複数店舗・中規模飲食) 売上報告と連絡が混ざって困り始める規模です。有料プランなら 1ユーザー¥1,420×20人=月額¥28,400 が目安です。Baseで売上を集計できるようになると、この金額の元は取りやすくなります。

50人の店(多店舗展開) 店舗をまたいだ情報共有と権限管理が必要になります。有料プランで 1ユーザー¥1,420×50人=月額¥71,000 が目安です。実際は無料枠との組み合わせや、必要な人だけ有料にする運用もあるので、公式サイトで最新のプラン内容を確認してください。

熊本の店舗で導入するとき気をつけること

熊本ではスタッフの多くがLINEに慣れています。いきなり全部を移すと反発が出ます。まずシフト共有か売上報告のどちらか1つだけをLarkに移し、うまく回ってから広げてください。TSMC進出で人の取り合いが起きている地域では、辞めたスタッフの情報が個人端末に残らない管理体制は、店側のリスク管理としても効いてきます。

出典

料金・機能は確認日時点の公式サイトの情報です。最新は各公式サイトでご確認ください。

明日からできる一歩

今日、店のスタッフ連絡用にLarkの無料アカウントを1つ作り、グループチャットを1本立ててください。シフトや売上を移すのはその次で構いません。まず「店の連絡を個人LINEから離す」ところから始めるのが、いちばんつまずかない一歩です。

よくある質問

Q.Larkの無料プランだけで店舗のシフトと連絡は回せますか

チャットと共有カレンダーは無料プランでも使えるため、小規模な店ならシフト共有と連絡だけなら回せる可能性があります。ただし人数やストレージの上限は公式サイトで最新をご確認ください。売上の集計まで本格的に使うなら有料プランが必要になる場面が出ます。

Q.LINEからLarkに移すと、スタッフが使いにくがりませんか

いきなり全部を移すと反発が出やすいです。まずシフト共有か売上報告のどちらか1つだけをLarkにし、慣れてから広げると定着しやすくなります。チャットの操作感はLINEに近いので、連絡だけなら移行のハードルは低めです。

Q.売上報告はLarkのどの機能で作りますか

Base(ノーコードの業務アプリ)かフォームで「日付・売上・客数・特記事項」の入力画面を作ります。入力したデータは自動で一覧になり、後から月ごとに集計や比較ができます。LINEで数字を手打ちする方式より、探し直す手間が減ります。

Q.3〜4人の小さなサロンでもLarkは必要ですか

全員が顔見知りで連絡が回っているなら、無理に移す必要はありません。ただし店の情報と個人LINEを分けたい、辞めたスタッフの端末に履歴を残したくない、という場合は無料プランで試す価値があります。

Q.シフト管理だけを重視するなら専用アプリのほうがいいですか

シフト機能だけを厚くしたい、給与計算と連携したいなら専用アプリが向くこともあります。ただし連絡や文書共有は別ツールが必要になり、管理する場所が増えます。連絡・売上・シフトをまとめたいならLarkが一本化しやすいです。

Q.Larkの料金は1人あたりいくらですか

公式で円建てが確認できた有料プランは1ユーザーあたり月¥1,420です。無料プランもあります。プランごとの制限やほかのプラン価格は変わることがあるため、公式料金ページで最新をご確認ください。

この記事を書いた人

TM

中田 純平

ツナイデ・ムスブ 代表 / 熊本市

熊本を拠点に、Lark と生成 AI を使った中小企業の業務効率化を支援。 ツールの紹介だけで終わらせず、導入から現場への定着までを対面で伴走している。 この記事の料金・機能は、公開時点の各公式サイトの情報をもとにしています。

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