Larkのタスク管理とAsana・Backlog・Trelloを比較 料金と機能の違い
Larkのタスク・プロジェクト管理とAsana・Backlog・Trelloを料金と機能で比較。熊本の中小企業がどれを選ぶべきか、規模別の目安とチェックリストで整理しました。
中田 純平 — ツナイデ・ムスブ
熊本市 / AI 実装スタジオ
先に結論を言います
タスク管理だけを専門的に深く使いたいならAsanaやBacklog、付箋のように手軽に始めたいならTrello、チャットや会議やタスクを一つにまとめて管理したいならLarkが向いています。熊本の10〜50名の会社で「別々にツールを契約したくない」「LINEと電話でバラバラになった仕事の流れを一本化したい」なら、まずLarkのタスク機能を試すのが現実的です。専門機能の深さより、日々の連絡とタスクが同じ画面でつながることのほうが、現場では効きます。
4サービスの比較表
まず全体像を表にします。料金や数値は参考資料にある範囲だけ具体的に書き、資料に無いものは「公式サイト参照」としています。
| 比較軸 | Lark | Asana | Backlog | Trello |
|---|---|---|---|---|
| 有料料金 | プロ ¥1,420/1ユーザー/月 | 公式サイト参照 | 公式サイト参照 | 公式サイト参照 |
| 無料プラン | あり | あり | 公式サイト参照 | あり |
| 利用可能人数 | 公式サイト参照 | 公式サイト参照 | 公式サイト参照 | 公式サイト参照 |
| ストレージ | 公式サイト参照 | 公式サイト参照 | 公式サイト参照 | 公式サイト参照 |
| チャット・既読管理 | 標準搭載・既読確認あり | なし(連携で対応) | 課題コメント中心 | なし(連携で対応) |
| 外部連携 | あり | 豊富 | Git・SVN連携が強い | 拡張機能が豊富 |
| ビデオ会議 | 標準搭載 | なし | なし | なし |
| カレンダー | 標準搭載 | あり | あり | 一部あり |
| タスク管理 | 標準搭載 | 中核機能・多機能 | 課題管理が中核 | カンバン中心・シンプル |
| ガントチャート | あり | あり | あり | 拡張で対応 |
| 文書作成 | 標準搭載 | 一部あり | Wiki機能あり | なし |
| 業務アプリ作成 | Lark Baseで可能 | なし | なし | なし |
| AI機能 | あり(要約・翻訳等) | あり | 公式サイト参照 | 一部あり |
| 向いている企業 | 全部を一本化したい会社 | プロジェクトを厳密に管理する会社 | 開発・制作の進行管理をする会社 | 手軽に始めたい小規模チーム |
価格を横並びで比較したい方は、Lark以外の3社は税区分やプラン構成が細かく変わるため、必ず各公式サイトで最新をご確認ください。
Larkのタスク・プロジェクト管理でできること
Larkはタスク管理を単体の機能ではなく、チャット・会議・カレンダー・文書と地続きで使えるのが特徴です。
- チャットのメッセージをそのままタスク化できます
- 担当者・期限・進捗を1画面で管理できます
- カンバン(付箋を並べるボード表示)・リスト・ガントチャート(工程を横棒で見る図)を切り替えられます
- Lark Baseと組み合わせれば、案件管理表そのものをタスクの入れ物にできます
熊本の現場で「LINEで来た依頼が流れて消える」「誰がやるか曖昧なまま止まる」という悩みは、チャットとタスクが同じ場所にあると減ります。詳しくは熊本の現場で「紙とLINEと電話」をLarkでどこから置き換えるかも参考にしてください。
Asanaの特徴
Asanaはタスク・プロジェクト管理の専用ツールで、進行管理を細かく作り込みたい会社に向きます。
- タスクの依存関係(このタスクが終わらないと次に進めない、という関係)を設定できます
- ポートフォリオで複数プロジェクトを俯瞰できます
- タイムライン・ボード・カレンダーなど表示形式が豊富です
マーケティングや複数部門をまたぐ大きめのプロジェクトを回すなら、専用ツールの深さが活きます。料金は複数プランがあり変動するため、公式サイトで確認してください。
Backlogの特徴
Backlogは国産のプロジェクト管理ツールで、システム開発や制作会社の進行管理に強みがあります。
- 課題(やること)単位で状態・担当・期限を管理します
- Git・SVN(プログラムの変更履歴を管理する仕組み)との連携が標準的です
- Wiki(社内メモを共有する機能)で仕様書や手順を残せます
日本語のサポートと分かりやすい画面が評価されています。熊本でも受託開発やWeb制作の会社なら候補に入ります。料金は公式サイトで確認してください。
Trelloの特徴
Trelloはカンバン方式に特化した、最もシンプルなツールです。
- カードを並べて動かすだけの直感的な操作です
- 少人数チームがすぐ使い始められます
- 拡張機能を足すことで機能を増やせます
ただし機能を足していくと結局は他ツールの領域に近づき、管理が煩雑になることもあります。無料プランがあり、料金は公式サイトで確認してください。
料金の違い
参考資料で円建ての具体額が確認できたのはLarkだけです。Larkの有料プラン(プロ)は1ユーザーあたり月額¥1,420です。無料プランもあります。
Asana・Backlog・Trelloは、参考資料に円建ての具体額がありませんでした。プラン構成や税区分が細かく変わるため、金額の断定は避けます。必ず各公式サイトで最新の料金をご確認ください。
なお、Larkの数値も一部は公式ページの本文が取得できず「記載なし」でした。導入前には無料プランの上限やストレージを公式で確認してください。無料でどこまで使えるかはLarkの無料プランはどこまで使えるか正直に整理にまとめています。
Larkのデメリット
Larkはタスク管理の「深さ」では専用ツールに一歩譲ります。
- タスクの依存関係やポートフォリオ管理など、専用ツールほど細かく作り込めません
- 機能が広い分、最初に「どこから使うか」を決めないと持て余しがちです
- 開発向けのGit連携のような専門特化の連携は弱めです
「タスク管理だけを極めたい」会社には、専用ツールのほうが合う場面があります。
Asanaのデメリット
Asanaは高機能な分、小規模チームには過剰になりがちです。
- 機能が多く、使いこなすまでに学習の時間がかかります
- チャットやビデオ会議は標準で持たないため、別ツールとの併用が前提です
- ツールを分けると、その分の契約と管理コストが増えます
Backlogのデメリット
Backlogは開発・制作の文脈が強く、それ以外の部署には合わないことがあります。
- 「課題」中心の考え方が、製造や店舗の日常業務にはなじみにくい場合があります
- チャットやビデオ会議は持たないため、連絡は別ツールになります
- 開発向けの機能は、非エンジニアには使わない部分が多くなります
Trelloのデメリット
Trelloは手軽さの裏で、規模が大きくなると限界が出ます。
- カードが増えると全体の把握が難しくなります
- ガントチャートなどは拡張機能頼みで、標準では物足りません
- チャット・会議・文書は持たないため、結局ツールが増えていきます
どちらを選ぶか——チェックリスト
自社に近い条件を選んでください。
Larkが向く会社
- チャット・会議・タスクを1つにまとめたい
- 別々にツール契約する手間とコストを減らしたい
- LINEと電話でバラバラの連絡を一本化したい
- Lark Baseで案件管理表も作りたい
Asanaが向く会社
- 複数部門をまたぐ大きなプロジェクトが多い
- タスクの依存関係を厳密に管理したい
- 連絡ツールはすでに別に決まっている
- 専用ツールの機能の深さを重視する
Backlogが向く会社
- システム開発やWeb制作の進行管理が中心
- Git・SVNと連携したい
- 国産で日本語サポートを重視する
- 仕様書や手順をWikiで残したい
Trelloが向く会社
- 少人数でとにかく手軽に始めたい
- 複雑な管理は必要ない
- まず無料で試したい
- カンバンだけで十分に回る
規模別の目安——5人・20人・50人の会社なら
熊本の中小企業を想定した、一般的な判断の目安です。架空の導入事例ではありません。
5人の会社 まずは無料で始められる範囲で十分なことが多いです。TrelloやLarkの無料プランで小さく試し、足りなくなってから有料化を検討するのが無難です。
20人の会社 ツールが増えると管理が重くなる規模です。連絡とタスクを一本化するメリットが出てきます。Larkのプロプランなら、1ユーザー¥1,420×20人=月額¥28,400が単純計算の目安です(税区分や無料枠は公式で要確認)。専用ツールを複数契約する場合との合計コストで比べてください。
50人の会社 部門ごとに使うツールが分かれがちな規模です。全社を一本化するならLark、開発部門が独立して進行管理するならBacklogといった使い分けもあります。Larkのプロなら¥1,420×50人=月額¥71,000が単純計算の目安です(同じく公式で要確認)。費用対効果の試算は従業員10〜30名の会社がLarkを導入した費用対効果を試算するも参考にしてください。
出典
- Lark 公式料金ページ(2026年7月31日確認)
料金・機能は確認日時点の公式サイトの情報です。最新は各公式サイトでご確認ください。Asana・Backlog・Trelloの料金は参考資料に円建ての具体額が無かったため、各公式サイトで最新をご確認ください。
明日からできる一歩
今日、自社で「止まっているタスク」を3つ紙に書き出してください。誰が担当で、なぜ止まっているかを添えます。それが埋まらないなら、ツールを変える前に「誰がやるか決まっていない」という別の問題が見えます。ツール選びは、その3つを一番ラクに回せる形を選ぶだけです。
よくある質問
Q.Larkのタスク管理は無料で使えますか
Larkには無料プランがあり、タスク管理機能も含まれます。ただし人数やストレージの上限は参考資料では確認できなかったため、公式サイトで最新の制限をご確認ください。
Q.AsanaやTrelloの料金はいくらですか
参考資料には円建ての具体額がありませんでした。プラン構成や税区分が変わるため、金額は各公式サイトで最新をご確認ください。円で確認できたのはLarkのプロプラン(1ユーザー月額¥1,420)のみです。
Q.開発会社にはどれが向いていますか
システム開発やWeb制作の進行管理が中心ならBacklogが向きます。Git・SVN連携やWikiが標準的で、課題単位の管理に強いためです。連絡も一本化したいならLarkと併用する選び方もあります。
Q.すでにLINEで連絡している会社はどれを選ぶべきですか
連絡とタスクをまとめたいならLarkが現実的です。チャットのメッセージをそのままタスク化でき、LINEと電話で流れて消える依頼を1画面で管理できます。タスク専用ツールは連絡機能を持たないため、別途チャットが必要になります。
Q.Trelloで始めて、あとからLarkに移せますか
移行自体は可能ですが、Trelloのカードを手作業で移す手間が発生します。将来チャットや会議も一本化する見込みがあるなら、最初からLarkで小さく始めるほうが移行の負担は少なくなります。
Q.少人数ならどれが一番手軽ですか
5人程度でカンバンだけ回すならTrelloが最も手軽です。ただし連絡や文書も一つにまとめたい場合は、無料プランのあるLarkから試すほうが後々ツールを増やさずに済みます。
この記事を書いた人
中田 純平
ツナイデ・ムスブ 代表 / 熊本市
熊本を拠点に、Lark と生成 AI を使った中小企業の業務効率化を支援。 ツールの紹介だけで終わらせず、導入から現場への定着までを対面で伴走している。 この記事の料金・機能は、公開時点の各公式サイトの情報をもとにしています。
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